◆第83回皐月賞・G1(4月16日、中山競馬場・芝2000メートル)
共同通信杯5着のウインオーディン(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父エピファネイア)が巻き返しに燃えている。
6日の1週前追い切りでは、三浦皇成騎手を背に美浦・Wコースで5ハロン67秒3―11秒6を計時し、併せたスクルトゥーラ(1勝クラス)に半馬身先着。前走の共同通信杯は発馬で遅れ5着に敗れたが、その後は順調に調整を重ね、逆転への態勢を整えている。
鹿戸調教師は、「余裕があったし、最後までしっかり走れていた。前走より動きは全然いい。前走は出遅れても、あの競馬ができた。もともと長めを使いたかったが、折り合いや口向きが難しかったので、短めからいってみたが、少しずつ良くなっている」と成長を感じ取っている。