【天皇賞・春】タイトルホルダーが貫禄のラスト11秒2 栗田師「順調にきている」

横山和を背に併せ馬で調整したタイトルホルダー(右、カメラ・荒牧 徹)
横山和を背に併せ馬で調整したタイトルホルダー(右、カメラ・荒牧 徹)

◆第167回天皇賞(春)・G1(4月30日、京都競馬場・芝3200メートル)1週前追い切り=4月19日、美浦トレセン

 連覇を狙うタイトルホルダー(牡5歳、美浦・栗田徹厩舎、父ドゥラメンテ)は、横山和生騎手が騎乗。美浦・Wコースで6ハロン80秒3ー11秒2を記録した。

 3馬身追走したアライバル(4歳オープン)に内から馬なりで並びかけると、ゴール前で軽く追われ1馬身半先着。着差はそれほど大きくないが脚色の差は歴然で、能力の高さを改めて感じさせる動きを披露した。栗田調教師も「さすがに前走後は走ってきたなって感じがあったけど、少し休んで順調。ちょっとグネグネしていたのが、しっかりしてきたよ」と、状態の良さに胸を張った。

 8馬身差の圧勝劇を見せた日経賞の追い切りが80秒3ー11秒2だったことからも、好調そのものと言っていいだろう。ディフェンディングチャンピオンとして挑む春の盾で、ライバルたちの挑戦を堂々と受け止める準備はできている。

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