◆第167回天皇賞(春)・G1(4月30日、京都競馬場・芝3200メートル)1週前追い切り=4月20日、美浦トレセン
日経賞(9着)からの巻き返しに燃える昨年の菊花賞馬アスクビクターモア(牡4歳、美浦・田村康仁厩舎、父ディープインパクト)が、抜群の動きを見せた。
新コンビの横山武史騎手を背にWコースに登場すると、前を行く僚馬を目標にスタート。馬場の外めを回って直線で追われると5ハロン64秒7―11秒5を素軽い動きでマークした。田村調教師は「あれだけ動けるんだからすごいよね。ジョッキーもいい手応えだったし、良かったと思う」と出来には太鼓判を押した。