【天皇賞・春】ディープボンド、パワフルに伸びて79秒8 和田竜二騎手「理想通り」

一杯に追い切られたディープボンド(カメラ・高橋 由二)
一杯に追い切られたディープボンド(カメラ・高橋 由二)

◆第167回天皇賞・春・G1(4月30日、京都・芝3200メートル)1週前追い切り=20日、栗東トレセン

 一昨年、昨年と連続2着のディープボンド(牡6歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キズナ)が、CWコースで好時計をマークした。和田竜二騎手を背に、ダノンピーカブー(4歳2勝クラス)を7馬身半追走。しまいまでびっしり追われ、パワフルな伸び脚を見せた。6ハロン79秒8―11秒4で1馬身先着。和田竜騎手は「時計的にも動き的にも理想通り。トモ(後肢)の感じも柔らかく、しっかり踏み込んでいた」とうなずいた。

 前走の阪神大賞典は5着で、3連覇はならず。大久保調教師は「展開が向かなかった」と振り返るが、状態については「前走より上がっている気はします」と手応えを示した。

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