【青葉賞】良血グランヴィノスが意欲的な併せ馬 陣営「ポテンシャルは間違いなく高い」

厩舎周りで運動したグランヴィノス
厩舎周りで運動したグランヴィノス

◆第30回青葉賞・G2(4月29日、東京・芝2400メートル=2着までに日本ダービーの優先出走権)1週前追い切り=4月20日、栗東トレセン

 兄姉に3頭のG1馬がいるグランヴィノス(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、父キタサンブラック)が、CWコースで藤岡康太騎手(レースはダミアン・レーン騎手の予定)が騎乗して併せ馬を行った。サトノグランツ(3歳オープン)を5馬身ほど追走する意欲的な調教。時計は7ハロン94秒3―11秒7で、最後は半馬身ほど遅れたが、力強いパワフルな動きだった。脚をぶつけて報知杯弥生賞を回避した影響は感じさせなかった。

 大江助手は「間隔が空いていたこともありますが、馬の方も(状態が)上がってきたので、強めの負荷をかけました」と説明した。遅れたものの、目いっぱいに追えたことは収穫。このひと追いで状態も上がってくるだろう。

 兄姉にヴィルシーナ、ヴィブロス、シュヴァルグランがいる超良血馬でもあり、陣営期待の一頭だ。「ポテンシャルは間違いなく高い。まだ緩いけど、しっかりとやって整えた上で、来週のレースでどこまでやれるか」と同助手。広い東京で能力を出し切り、ダービー切符を手にしたいところだ。

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル