最多となる女性騎手5人が騎乗した4月23日の福島7R・3歳未勝利戦(芝1200メートル、16頭立て)は古川奈穂騎手=栗東・矢作芳人厩舎=が手綱を執ったアイヲツグモノ(牝3歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父ヴィクトワールピサ)が3番手から抜け出し、勝利を挙げた。果敢に逃げた藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=のサンスレッドが5着。永島まなみ騎手=栗東・高橋康之厩舎=のケサランパサランが7着。小林美駒騎手=美浦・鈴木伸尋厩舎=騎乗のサンドロップが10着、河原田奈々騎手=栗東・渡辺薫彦厩舎=が騎乗したラガープリンセスが13着だった。
勝利した古川奈騎手は「前回でゲートが後手になって後ろからになって直線もスムーズじゃなかったので、今回は外枠でこの馬の競馬としては理想の形でした。連闘でも疲れはなかったですし、いい方に気が入っていました」と振り返った。
1月28日の小倉3Rで女性騎手がワンツースリーだった際にも勝利を挙げた古川奈は「小倉でもそうでしたし、そういう時に勝つ気がします。人気もしていましたし結果を出し切れてうれしいです」と喜んだ。