【天皇賞・春】ボルドグフーシュが悲願のG1初制覇へ軽快な脚取り 宮本調教師「あとは運」

川田将雅騎手を背に坂路を単走で追い切るボルドグフーシュ
川田将雅騎手を背に坂路を単走で追い切るボルドグフーシュ

◆第167回天皇賞(春)G1(4月30日、京都・芝3200メートル)追い切り=4月26日、栗東トレセン

 昨年の菊花賞、有馬記念で2着に泣いたボルドグフーシュ(牡4歳、栗東・宮本博厩舎、父スクリーンヒーロー)が、悲願のG1制覇を目指す。この日は坂路単走で54秒0―12秒0。軽快な脚取りで好仕上がりを印象付けた。「息の入りも良かったし、川田騎手が『いい』と言ってくれたのは心強い」と宮本調教師もうなずいた。

 重賞未勝利馬が勝利すれば12年のビートブラック以来、11年ぶり15頭目となるがG1で2度の2着、前走の阪神大賞典でも2着と常に上位争いに加わっている。「あとは運ですね」とトレーナーは願いを込めた。

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