◆第149回ケンタッキーダービー・米G1(5月7日、チャーチルダウンズ競馬場・ダート2000メートル)
ケンタッキーダービーに挑戦するデルマソトガケ(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎、父マインドユアビスケッツ)が現地時間の5月2日、追い切りを行った。瀬川助手が騎乗し、4ハロン49秒6をマーク。同助手は「半マイルの追い切りでした。先週しっかりと追っていて、今日は動きと息遣いの確認をしましたが、どちらも良化していることが分かったので、馬は順調に競馬へ向かって進んでいると思います」と様子を伝えた。
また、コンティノアール(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ドレフォン)は坂井瑠星騎手を背にキャンター調整。ダートコースを1周した。矢作調教師は「ドバイからの輸送が厳しく回復に時間を要したため、正直(レースまで)もう1、2週欲しかったというところです。非常に硬く、スピードが出る馬場だと思いますので、天気は崩れてほしくないです」とコメント。坂井騎手は「コンティノアールはもともとおとなしい馬ですが、精神的にも落ち着いていますし、順調に来ることができていると思います」と話した。