ディープインパクトのラストクロップとして注目が集まっていたオーギュストロダン(牡3歳、Aオブライエン厩舎、ライアン・ムーア騎手)は、人気を集めた英2000ギニー・G1(ニューマーケット競馬場=芝1600メートル、14頭立て)で12着に沈んだ。勝ったのはデットーリ騎手が手綱を執ったシャルディーン(牡3歳、英国・Aボールディング厩舎、父フランケル)。勝ち時計は1分41秒64(重)。
昨年10月のフューチュリティトロフィー・英G1を制して以来の今年初戦が影響したのか、勝利を手にできず自身の連勝は3でストップ。18年のサクソンウォリアーに続くディープインパクト産駒の2度目の同レース制覇はならなかった。
日本で一時代を築いたディープインパクトが天国へ旅立ったのは19年7月30日。翌年に生まれた今年の3歳世代がラストクロップになる。種付け頭数は24頭だったが、海外から預託された繁殖牝馬が多く、日本での血統登録は6頭のみ。最後に偉大な血を引き継ぎ、国内を主戦場にする子供は少ない。
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Chaldean wins the Qipco 2000 Guineas! @FrankieDettori lands the opening Classic of the year in his final season in the saddle in big-race victory for trainer @AndrewBalding2 and @JuddmonteFarms at @NewmarketRace pic.twitter.com/7WXOehKKG7
— Racing TV (@RacingTV) May 6, 2023