【新潟大賞典】トップハンデ59キロの古豪カラテ重賞3勝目 菅原明良騎手「得意の馬場。自信を持って」

不良馬場の中、トップタイのハンデ59キロで勝ち切ったカラテ(右、カメラ・荒牧 徹)
不良馬場の中、トップタイのハンデ59キロで勝ち切ったカラテ(右、カメラ・荒牧 徹)

◆第45回新潟大賞典・G3(5月7日、新潟・芝2000メートル)

 新潟での23年初重賞は4~7歳の16頭によって争われ、菅原明良騎手が手綱を執った単勝5番人気のカラテ(牡7歳、栗東・辻野泰之厩舎、父トゥザグローリー)がトップタイのハンデ59キロをものともせず2着の2番人気セイウンハーデス(津村明秀騎手)を直線でとらえ、昨年9月の新潟記念以来となる重賞3勝目を挙げた。

 勝ち時計は2分3秒8(不良)。3着には12番人気のイクスプロージョン(和田竜二騎手)が続いた。

 菅原明良騎手「得意としている馬場で、自信を持って乗ろうと思いました。終始手応えがあったし、直線は伸びると思っていました。59キロのぶん、少し反応は鈍かったですけど、いい脚を使ってくれました。まだまだフレッシュで、返し馬から元気な走りをしてくれています。しっかり結果を出せてうれしいです」

 辻野調教師「馬場がかなり悪かったけど、調教してても馬場が悪くてものめらないので、他の馬が苦手ならプラスになると思っていました。これだけ悪い馬場で59キロで心配はあったけど、力でこなしてくれましたね。秋に強い馬たちと走ってきたことがないようにつながったと思います。このあとは、馬の状態を確認してオーナーと相談して考えていきます」

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