【阪神5R・2歳新馬】23年一番星はブリックスアンドモルタル産駒テラメリタ ルメール騎手「直線はいい加速」

ルメール騎手騎乗のテラメリタが逃げ切り勝ち
ルメール騎手騎乗のテラメリタが逃げ切り勝ち

 6月3日の阪神5R・2歳新馬(芝1600メートル=5頭立て)は、ルメール騎手騎乗のテラメリタ(牝、栗東・須貝尚介厩舎)が逃げ切り、2歳一番星を挙げた。新種牡馬ブリックスアンドモルタルの産駒も初勝利となった。勝ち時計は1分36秒5(稍重)。

 ゲート入りをごねたが、スタートは問題なく決め、先手を確保。直線半ばから後続をさらに突き放し、3馬身半差で快勝した。近親に皐月賞馬キャプテントゥーレなどがいる良血が上々のスタートを切った。

 クリストフ・ルメール騎手「まだ子供ですね。ゲート入りを怖がっていましたし、(ゲートが)開いたときもびっくりしていた。だれも逃げたくなかったので、自分のペースで走ることができました。物見もしていたけど、ふらふらしていなかった。直線はいい加速をしてくれた。まだ伸びしろがあります。距離は1600以上でいけると思います」

 須貝調教師「ゲートは練習では問題なかったんだけどね。1枠1番だったし、まだ子供で、小学生の運動会のようなものですから。(管理していた)母よりも走りが軽いね。課題はいっぱいあるけど、誕生日でいいプレゼントをもらいました。新種牡馬、さらにゆかりのある血統で勝てたのはうれしいです」

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