【函館スプリントS】ブトンドールが芝コースで軽快 陣営「この距離の方が結果が出ている」

芝コースを軽やかに駆けたブトンドール(カメラ・高橋 由二)
芝コースを軽やかに駆けたブトンドール(カメラ・高橋 由二)

◆第30回函館スプリントS・G3(6月11日、函館競馬場・芝1200メートル)追い切り=7日、函館競馬場

 ブトンドール(牝3歳、栗東・池添学厩舎、父ビッグアーサー)が、重賞2勝目へ上々の動きを見せた。朝一番の芝コースを単走。馬場の真ん中を軽やかな脚取りで駆け抜けた。「サラッとやっただけですが、感じは良かったですね」と大下助手も納得の表情を浮かべた。

 先週の栗東・坂路でラスト1ハロン11秒3(4ハロンは52秒9)と、しっかり負荷をかけられてから北海道へ輸送。桜花賞ではマイルの距離も影響して9着に終わっただけに、昨年の函館2歳Sを制するなど2戦2勝のスプリント路線に矛先を向けて巻き返しを図る。「この距離の方が結果が出ている。頑張ってもらいたいですね」と同助手は期待を込めた。

芝コース単走で追い切られたブトンドール(カメラ・高橋 由二)
芝コース単走で追い切られたブトンドール(カメラ・高橋 由二)

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