大切な第一歩(栗東)

ドゥマイシング
ドゥマイシング

 こんにちは、山本です。今週も週末からで申し訳ありませんが、梅田の会社でのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、つい先日のこと。ある飲み屋さんで知り合いと話していると、人生の中で一番最初に記憶として残っているのは何ですか、という話に。色々と考えてみました。前にも書いたと思いますが、ワタクシは3歳の頃までしゃべらず、歩かずで親が病院に連れて行く直前だったといいます。ということで、3歳以前の記憶はなし。ふと思いついたのが、幼稚園の頃にスイミングスクールに行くのが本当に嫌で、ブーブー言っていたということ。あと、実はいじめられっ子だったようで、こちらも行くのを嫌がっていた通学時かな。嫌がったのは覚えているけど、いじめられていた記憶はあんまりないんですけどね。

 はっきりと覚えているのが、小学校の入学式。なぜかと言えば、歩いて50分近くかかる学校まで親が車で送ってくれるはずだったのに、勝手に歩いていって、迷子になったから。途方に暮れるワタクシを小学校5、6年のお兄さんが手を引いて、学校まで連れて行ってくれたのです。あの時の感謝はずっと覚えています。うちの小学校、全校で1000人を超えるマンモス校で、それ以降はその人にお礼を言った記憶はないんですが、懐かしの人に会いたい的な企画があったとしたら、パッと思い浮かぶ人ですね。

 ということで、子供の頃の思い出を長々と書き、40年以上前だったことに驚きを感じつつ、そろそろ本題へ。明日も阪神で芝マイルの新馬が行われます。血統的に注目は昨年の函館2歳Sを勝ったブトンドールの半弟にあたるフェンダー(牡、父モーリス、母プリンセスロック)ですかね。春先に斉藤崇調教師は「短いところという感じですかね」と話していただけに、この距離で結果が出ると非常に大きいんじゃないかなと思います。

 昨年は早期入厩から速攻をどんどん仕掛けていき、その中からファントムシーフも出てきた西村厩舎は今年、ここのモアリジット(牡、父ロードカナロア、母インフレキシビリティ)から始動します。お母さんは北米の芝重賞で活躍していた馬ですね。この馬もしっかりと乗り込みを消化。「前向きさには欠けますが、しっかりとした走りをしますし、パワーもこれからどんどんついていきそうです」と梛木助手。そのパワーが阪神で生きれば、初戦から好勝負が見込めると思います。

 あとは宮本厩舎のエートラックス(牡、父ニューイヤーズデイ、母スパイラルリング)ですかね。「標準ぐらいは動けています。パワーがあるタイプで、マイルは大丈夫でしょう。試験の頃はゲートがそんなに速くなかったけど、今はポンと速く出れます」と宮本調教師。お父さんは新種牡馬ですから、先週のブリックスアンドモルタルに続く勝利をつかめるかですね。

 宮本厩舎には最終週の阪神芝1800メートルを西村淳Jで予定しているブルーミンデザイン(牡、父ロゴタイプ、母レイトブルーマー)もいます。近親にカタマチボタンなどがいる血統ですね。「ジョッキーはいい馬だと褒めてくれたし、うまく仕上げていきたい」とトレーナーは期待します。他にも「牧場での評判の高かった馬。ゲートは合格したので、やっていきながら使うか考えたい」と話すネバーモア(牝、父キズナ、母エンブレイス)も感触は悪くなかったですよ。

 ここからはPO情報。矢作厩舎でワタクシ期待のドゥマイシング(牡、父ドゥラメンテ、母フォースタークルック)が昨日、ゲート試験で合格しました。一度、ゲートで暴れて、縛ったこともあったのですが、「その後は非常に素直になりました」と安藤助手。実は安藤助手、先日初めて乗ったそうなんですが、「いい背中をしているなという感じでしたよ。なるほどね、という感じでした。走ってきそうです」とのこと。今後は様子を見ながら、調整を進めていくんじゃないかな、とのことでした。

 そして、もう一頭の注目馬と言えるのがジーティーパワー(牡、父Frankel、母コールバック)です。こちらはすでにゲート試験に合格し、今週の坂路で54秒3―12秒3を出しています。「走りのバランスなどはまだまだで、ハミに頼っているような感じなんですが、動かすと時計が出るんですよね」と安藤助手。話している感じでは、上積みの余地が大きそうで期待が高まります。あと、近いうちにアウェイキング(牡、父Kingman、母Waldjagd)が栗東に入ってくるようです。

 では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

函館9R・4フォトンブルー(昨夏の新馬を取材。正直、仕上がり途上かと思っていたが、鮮やかなデビューVだった。洋芝適性はかなりで、ここはいきなり)

 続いて「馬券王への道 延長戦」をどうぞ。

阪神4R・8ダノンクロム(ちょっと追いかけている馬。今回はB装着で先行力がさらに出れば)

阪神11R・12アビエルト(相性いい鞍上で、前が流れそうなメンバーも魅力)

函館4R・9ヤマニンドナティ(初戦内容から十分に脚はある。スムーズに流れに乗れば)

函館10R・8オオキニ(洋芝巧者。ここも通用の能力あり)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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