こんにちは、山本です。本日は久々に水曜日の栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、当ブログの更新を続けてはいましたが、電話などでの取材が中心。実は１か月近くぶりとなる栗東でのお仕事でした。当然、気分が高まっているワケで、前夜からＰＯＧ情報を中心にあれこれ聞かなアカン、と色々と頭を巡らせていたのですが、一つだけ、非常に心配していたのがトレセンが午前５時半開門になっていたこと。前にも書いたように栗東へ行く前は意識的に自宅でも多少、早起きモードに替えようと心がけてはいるのですが、今は何せ基本が「夜型人間」。５時半開門＝４時過ぎに起床はなかなかハードです。子供のように起きれるんかな、と思っていると、酒も入っているというのに、なかなか眠りにつけず…。
ということで、本日は２時間睡眠です。たまに眠くなったりすることもあったけど、よくよく考えると、最近は眠くなることなんてなかった。あくびをすることなんてなかった（そんなに睡眠時間が増えているワケでもないんですが…）。そう考えると、不健康ではありますが、一瞬だけでも現場に帰ってきた満足感には包まれております。不思議なもんですねぇ。
ということで、今日は早く寝ることを心に誓いつつ（何歳やねん！）、そろそろ本題へ。栗東で聞いた２歳馬情報をお伝えしていきましょう。
まずはツイッターや当社ＨＰなどでも触れておりますが、ソダシの弟になるカルパ（牡、父モーリス、母ブチコ）が７月９日の函館芝１８００メートルでデビューすることになりました。鞍上は武豊Ｊ。一言で言えば、まさに「絵になる」コンビでしょう。当初はスピードがあるという話を聞いていたのですが、「馬自体がゆったりしているから、まずはこの距離から使います」と須貝調教師は説明。実は前日に北海道で見てきたそうで、「線は細いんですよね。（ゲート試験時から）背は伸びているし、成長は感じます」とのことです。この日は函館で重賞がない日ですが、北の大地から目が離せない一日になりそうです。
須貝厩舎の話を続けまず。新馬は現在、２戦２勝と連勝中。その勝ち上がったテラメリタ（牝、父ブリックスアンドモルタル）とヒヒーン（牡、父ジャスタウェイ）は現時点で次走などが未定。「一つ勝てたから、もう焦ることもない」と馬体面、成長度合いを見ながら、今後を決めていく考えです。あと、来週の阪神芝１８００メートルを使う予定だったウールデュボヌール（牡、父キタサンブラック、母サンクボヌール）はデビューを延期することになりました。「キタサンブラック産駒で、まだ今という感じではないので。今後は馬を見ながら考えたい」と万全の態勢を整えてから、初陣へと臨むつもりです。
昨年はカルロヴェローチェで勝っている宝塚記念デーの芝１８００メートルの新馬に、今年は不参加かと一瞬、思いましたが、ここに中京２週目の牝馬限定芝マイルを予定していたクイックバイオ（牝、父ブリックスアンドモルタル、母アニメイトバイオ）を投入することになりました。鞍上は川田Ｊ。「順調にきているし、楽しみにしている。この距離でも十分に対応できると思う」と須貝調教師は手応えを口にしていました。その他、中京２週目でのデビューを予定するラケダイモーン（牡、父レイデオロ、母ラルケット）の話などは週末にお伝えしたいと思います。
続いては西園正厩舎。今週末にも新馬で期待馬を送り出すんですが、来週以降も楽しみな馬が多そうなんですよね。特に目を引いたのがビッグドリーム（牡、父ビッグアーサー、母アンナペレンナ）。現３歳で連勝を続けていたビッグシーザーの全弟になります。「いい動きをしているんです。タイプは違います。兄はお母さんにそっくりでしたが、この馬はお父さんにそっくりだと、（ビッグアーサーの）担当者も言っていました。まぁ、これだけ動ければね」と西園正調教師は納得の表情。福島１週目の芝１２００を、兄の主戦でもある幸Ｊで予定しているようです。
さらにオープン馬のタガノビューティーの下になるタガノエクレール（牝、父サンダースノー、母スペシャルディナー）もすごく動きがいいようですよ。兄とは父が違うこともあり、来週の東京芝マイルを石橋脩Ｊで予定とのこと。ここで適性を測る考えでしょうかね。
先週の函館で新馬を勝ったのが中竹厩舎のロータスワンド（牝、父ロードカナロア）。こちらは函館２歳Ｓで北の一番星を狙います。「まだ体に余裕があったし、上積みはあると思う」と中竹調教師。ブランボヌール、ビアンフェに続く、きょうだいでの重賞３勝目となれば、本当にすごいことですけどね。
今日はここまで、また次回です。ではでは
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