6月25日の東京1R・2歳未勝利戦(芝1600メートル、6頭立て)は、単勝1・7倍の支持を集めたコラソンビート(牝、美浦・加藤士津八厩舎、父スワーヴリチャード)が、逃げ切ってデビュー2戦目で初勝利を挙げた。新種牡馬のスワーヴリチャード産駒は24日の東京5Rを勝ったヴェロキラプトルに続く2勝目。勝ちタイムは1分34秒6(良)。
スタートを決めると二の脚がついてハナへ。序盤からよどみないペースで後続を引っ張ると、スタートから先手を奪うと最後まで脚いろは衰えずそのままゴールに飛び込んだ。
戸崎圭太騎手は「レースまではおとなしかったけどゲートを出てからは真面目な感じで競馬に行ったら前向きでハミをグイグイと取ってくれました。距離はこのぐらいでいいのかな」と適性を口にした。加藤士調教師は「最初からびゅんびゅん行って心配だったけど最後はセーフティーリードでした。手のかからない馬でお利口さんに走ってくれたし今後も楽しみですね」と喜んだ。