【プロキオンS】タガノビューティーが1週前追いで着実な良化示す 西園正調教師「本来の動きになってきた」

併せ馬で追い切るタガノビューティー(手前)
併せ馬で追い切るタガノビューティー(手前)

 かしわ記念で2着に入ったタガノビューティー(牡6歳、栗東・西園正都厩舎、父ヘニーヒューズ)が6月29日、栗東・CWコースでプロキオンS(7月9日、中京競馬場・ダート1400メートル)に向けての1週前追い切りを消化した。

 サトノトライアンフ(3歳未勝利)を6ハロン標で2秒ほど追走。コーナーで差を詰めていき、直線入り口で僚馬の外から並びかけた。最後までしっかりした脚どりを保ち、79秒5―12秒3のタイムで同時入線した。

 西園正調教師は「本体の動きになってきましたね。来週もびしっとやれば、きっちり仕上がると思います。前走で負けた相手(メイショウハリオ)が帝王賞を勝ったし、今回は賞金加算ではなく、勝負にいける状態で送り出したい」と重賞初制覇へ力が入っていた。

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