【福島5R・2歳新馬】2番人気のヘルモーズがデビューV 団野大成騎手「いいものがあると思っていた」

デビュー戦を飾ったヘルモーズ(左)(カメラ・荒牧 徹)
デビュー戦を飾ったヘルモーズ(左)(カメラ・荒牧 徹)

 7月9日の福島5R・2歳新馬戦(芝2000メートル=11頭立て)は、2番人気のヘルモーズ(牡、栗東・小林真也厩舎、父モーリス)が、4角先頭でデビュー戦を白星で飾った。祖母ウインドインハーヘア、伯父にディープインパクトなどがいる良血馬。勝ち時計は2分4秒4(良)。

 まずまずのスタートを決めて、逃げたラウドワルド(永野猛蔵騎手)をマークする形で道中は2番手をキープ。前半1000メートル通過1分2秒8というスローペースのなか、じっくりと我慢して、4コーナーでは早くも先頭に立つと、直線でもしぶとく脚を使って2着のマイファミリー(杉原誠人騎手)を半馬身差で振り切った。

 団野大成騎手は「今週の追い切りで初めて乗せてもらって、緩さがあるなかでもしっかりとハミを取って、いいものがあると思っていた。ゲートに不安があるとも聞いていたが、いいスタートからポジションもよかったし、マイペースというか遅すぎるペースだったが、4コーナーまでこらえてくれたし、直線もフワフワしてハミを取りきれなかったが、勝ちきってくれた。順調にいってくれればと思います」と、勝利を振り返った。

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