◆第59回函館記念・G3(7月16日、函館・芝2000メートル)
ハービンジャー産駒のローシャムパーク(牡4歳、美浦・田中博康厩舎)が、初タイトルに臨む。
前走のむらさき賞は3勝クラスだったとはいえ、後方から上がり3ハロン33秒3の破壊力でオープン入りを決めた。昨年のセントライト記念では、ガイアフォース、アスクビクターモアに続いて3着に入っており、力は重賞級といっても過言ではない。
大口助手は、「これまで長くいい脚を使うようなイメージでしたが、前走はいい瞬発力を見せてくれました。追い切りでは洋芝の感触は悪くなかったです。折り合いに関しても問題ありません。大跳びで小回りはどうかといところもあるので、チャレンジですね」とチャンスをうかがう。