日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2023(主催・一般社団法人日本競走馬協会)が7日10日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開幕した。初日は1歳馬セールで、午前10時にスタートした。
上場番号92番の「アイムオールレディセクシーの2022」(牡、父キタサンブラック)は2億9000万円で落札された。母は北米で10勝。芝8・5ハロン~9・5ハロンで重賞を3勝している。購買者は広崎利洋HD(株)。
同馬は来春に開業予定の福永祐一厩舎に預託する予定。広崎利洋氏は「うれしいです。みんながこの馬をいいと言っていた。みんなの心を集約した馬で、どこまでもいこうと思っていました。キタサンブラックが欲しかったですから。息の長い、長く楽しめる馬になってほしいですね」と満足そうに振り返った。