今年の天皇賞・春で無念の競走中止となったタイトルホルダー(牡5歳・美浦・栗田徹厩舎・父ドゥラメンテ)は、オールカマー(9月24日、中山)での復帰に向けて調整されている。10日、共同馬主の岡田牧雄氏がセレクトセール会場で明らかにした。
「タイトルホルダーは乗り込みをしています。年内はオールカマーから始動して国内で2、3走を予定しています。ドゥラメンテの後継にしたいという気持ちも強いですから」と岡田氏。今後は福島のノルマンディーファーム小野町を経由して、レースの1か月前くらいに美浦トレセンに戻る予定だ。
ノルマンディーオーナーズクラブが所有するデアリングタクト(牝6歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父エピファネイア)は「まだ乗り運動をしていません。脚元の経過を見ながらですね」と話した。