日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2023(主催・一般社団法人日本競走馬協会)は、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目を迎えた。7月11日は今年生まれた当歳馬のセールで、午前9時30分にスタートした。
この日、最初に登場した上場番号301番の「ファディラーの2023」(牡、父キタサンブラック)は、3億8000万円で落札された。祖母の産駒にドイツG1のバイエルン大賞典(芝2400メートル)を勝ったザイスモス(父ダラカニ)など、活躍馬が多数いる。3億8000万円は日本の競走馬セール高額落札の10位タイとなる。
前日の1歳セールでは最初に登場した上場番号1番の「ヤングスターの2022」(牡、父キズナ)が2億1000万円の値をつけており、2日連続の高額落札スタートとなった。購買者はインターホース。