【函館2歳S】バスターコールはWコースで力強い脚取り 五十嵐雄祐騎手「鋭さが増している」

Wコースで弾んだバスターコール(カメラ・高橋 由二)
Wコースで弾んだバスターコール(カメラ・高橋 由二)

◆第55回函館2歳S・G3(7月15日、函館・芝1200メートル)追い切り=12日、函館競馬場

 東京・芝1400メートルで新馬勝ちしたバスターコール(牡、美浦・田村康仁厩舎、父ルーラーシップ)は、Wコースで単走。余裕ある手応えでも、力強い脚取りを披露した。5ハロンで67秒9―12秒9をマーク。またがった五十嵐雄祐騎手は「今日は整える程度。鋭さが増している感じで、以前より上がってからの息の入りが良くなっている。状態は上がっている」と歯切れが良かった。

 新馬戦は外枠からハナへ。直線では両隣の馬に迫られたが、しぶとく脚を使って首差で勝利した。同騎手は「見た目以上に強い競馬だった。こっち(函館)に来て初めて乗ったが、乗り味がいい。敏感で難しい馬と聞いて注意していたが、良くなっている」と評価した。レースはクリストフ・ルメール騎手が騎乗予定。

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