今年の日本ダービーで3着に好走したハーツコンチェルトの半弟という血統のソウルアンドジャズ(牡2歳、美浦・武井亮厩舎、父ブリックスアンドモルタル)が、7月23日の中京の新馬戦(芝2000メートル)に松山弘平騎手でデビューする。兄は同じ中京の舞台で8馬身差Vという圧巻の初陣を飾り、弟も同じ鞍上で第一歩を踏み出す。
兄も管理する武井調教師は「タイプは違いますが、この馬も2歳の1月に背が伸びて、いい感じに成長してきています。まだ変わってきてもいいと思います。折り合いは大丈夫で、後々は1600くらいになりそうですが、ピュッと切れそう。学習能力があって、だいぶゲートは良くなりました」と、素質とセンスを評価している。