【中京記念】G1馬のダノンスコーピオンが復活へ上昇ムード 陣営「状態は良くなっている」

復活を目指すダノンスコーピオン
復活を目指すダノンスコーピオン

◆第71回中京記念・G3(7月23日、中京競馬場・芝1600メートル)

 昨年の3歳マイル王者・ダノンスコーピオン(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎、父ロードカナロア)が復権を期す。昨秋以降は低迷が続き、今春は京王杯スプリングC、安田記念と2走続けて2ケタ着順に惨敗。「息の入りも早く力を出し切れていません。緩さが解消して状態が良くなっているのが競馬につながれば」と担当の岩本助手は一変に期待を込める。

 前走の安田記念後も在厩で調整。12日の1週前追い切りでは坂路で53秒4―11秒9。乗り込み量は十分なうえ、3週続けてラスト1ハロン11秒台をマークし上昇ムードを漂わせている。「前が残る展開にならなければ」と同助手。G3なら実績上位は明らか。あっさり突き抜けても不思議はない。

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