第71回クイーンステークス・G3が7月30日、札幌の芝1800メートルで行われる。
函館記念2着からの参戦ルビーカサブランカ(牝6歳、栗東・須貝尚介厩舎)は昨年の4着馬。洋芝適性、晴雨兼用のオールマイティーぶりで他馬をリード。重賞2勝目へ、視界良好だ。
有馬記念4着があるイズジョーノキセキ(牝6歳、栗東・中村直也厩舎)は57キロがどう出るか。
オークス以来のドゥーラ(牝3歳、栗東・高橋康之厩舎)、ライトクオンタム(牝3歳、栗東・武幸四郎厩舎)も軽量を生かして十分に圏内だろう。昨年2着のサトノセシル(牝7歳、美浦・堀宣行厩舎)は近走、重賞で崩れておらず、7歳でも侮れない。古川奈穂騎手騎乗で話題を集める、上がり馬グランスラムアスク(牝4歳、栗東・矢作芳人厩舎)、阪神牝馬S3着コスタボニータ(牝4歳、栗東・杉山佳明厩舎)、福島牝馬S4着で重賞にメドを立てたジネストラ(牝5歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)、ターコイズS連覇のミスニューヨーク(牝6歳、栗東・杉山晴紀厩舎)、重賞2勝キタウイング(牝3歳、美浦・小島茂之厩舎)の戦いぶりに注目。(大上 賢一郎)