第15回レパードステークス・G3が8月6日、新潟のダート1800メートルで行われる。
強力メンバーがそろったリステッド・ヒヤシンスSを3着に入り、挑んだ前走の鳳雛Sでは余力をもって逃げ切ったエクロジャイト(牡3歳、栗東・安田隆行厩舎)。2勝を挙げる左回りも有利で、ここも主導権を奪い、押し切りを目指す。
プリンシパルSを勝って、日本ダービー13着のパクスオトマニカ(牡3歳、美浦・久保田貴士厩舎)はここがダート初挑戦。中山の新馬、1勝クラス連勝中のオメガギネス(牡3歳、美浦・大和田成厩舎)、関東オークス2着クレメダンジュ(牝3歳、栗東・鈴木孝志厩舎)、古馬相手の加古川特別で2着のクールミラボー(牡3歳、栗東・寺島良厩舎)は、きさらぎ賞3着もあり、スピード優位だ。八王子特別2着のメイショウフジ(牡3歳、美浦・和田勇介厩舎)も強靱な末脚が武器。牝馬1勝クラス、2勝クラスを連勝のライオットガール(牝3歳、栗東・中村直也厩舎)は3勝クラスのマレーシアC(4着)でも互角の戦い。直線の突っ込みに注意。(大上 賢一郎)