◆報知杯大雪ハンデ(3歳上3勝クラス、ダート1700メートル、14頭立て)
小林勝太騎手が騎乗した8番人気の伏兵ライラボンド(牡4歳、美浦・杉浦宏昭厩舎、父キズナ)が後方から4コーナーでは大外を進出、8番手から追い込んでゴール前で差し切った。これで通算成績は25戦4勝。今年デビューの鞍上、小林勝太騎手は同期の中で特別勝ち一番乗りを果たした。勝ちタイムは1分45秒1(良)。
最後は関東リーディングトップジョッキーとの激しい競り合いとなったが、1キロ軽い斤量が効いたのか、2着のトップオブジェラス(横山武史騎手)に半馬身の差をつけて勝ち切った。
小林勝騎手は「先行力を生かした競馬が理想でしたが、ダートスタートで踏み遅れました。能力があるのはわかっていたので、馬の力を信じて乗りました」と笑みを浮かべた。初の特別勝利には「この勝利を自信につなげたいですが、馬だけの力で勝たせてもらっているので。もっとうまく乗れるように頑張ります」と気を引き締めていた。