栗東トレセンは台風7号の影響で8月15日未明から大雨が降り続いた。午前5時の開門から徐々に風も強くなり、6時頃からは暴風となったが、閉鎖するコースなどもなく、通常通り9時まで開場していた。調教師も通常と変わらず、スタンドから双眼鏡やモニターで管理馬を見守った。坂路や逍遥馬道での倒木などの報告もなく、厩舎によっては早めに調教を切り上げて対応していた。
坂路では北九州記念に出走する予定の馬を含めて600頭以上、CWコースでは100頭以上がキャンター調整。普段から火曜追いを行う吉田厩舎、高橋亮厩舎なども通常通りのメニューを消化した。北九州記念にボンボヤージ(牝6歳、栗東・梅田智之厩舎、父ロードカナロア)を出走させる梅田調教師は「明日(16日)追い切るかどうか、スタッフと相談しないと」と思案していた。
あす16日も通常の開場時間で調教が行われる予定になっている。