【注目馬動向】ベラジオオペラは夏負け気味で神戸新聞杯回避 菊花賞も白紙に 上村師「状態最優先で考えていきたい」

べラジオオペラ
べラジオオペラ

 今春の日本ダービーで4着と健闘したベラジオオペラ(牡3歳、栗東・上村洋行厩舎、父ロードカナロア)が、秋の始動戦に予定していた神戸新聞杯・G2(9月24日、阪神・芝2400メートル)を回避することがわかった。9月6日、上村洋行調教師が明らかにした。

 夏負け気味で調整が遅れたためで、秋の最大の目標としていた菊花賞・G1(10月22日、京都・芝3000メートル)への参戦も白紙とした。

 同馬はデビューから無敗の3連勝でスプリングSを制し、日本ダービーでも1着のタスティエーラから首、鼻、鼻差の4着と健闘している3歳牡馬界で上位の1頭。9月6日朝も坂路を1本乗り込んだが調整のピッチは上がっていない。

 上村調教師は「先のある馬ですし、馬の状態最優先で考えていきたい。菊花賞はとりあえず白紙です」と説明した。

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