【中山11R・京成杯オータムハンデキャップ】◎インダストリアから入る。6か月半の休養から復帰した昨年12月からの4戦は、中山2勝に対して東京では〈7〉〈7〉着。舞台適性の差は明らかだ。
オープン入りを決めた4走前の3勝クラスは、前残りの馬場と展開をものともせず豪快な差し切り勝ち。2走前のダービー卿CTは先行勢を見る形でリズム良く運び、直線は手応え良く馬場のいい外めから力強く伸びて重賞初タイトルを手にした。
3か月ぶりの秋初戦となるが、美浦トレセン帰厩後はひと追いごとに着実に上昇。今週のWコースでは5ハロン66秒2(6ハロン82秒8)―11秒5の好時計を馬なりでマークした。状態面に不安はなく、全4勝中3勝を挙げる得意の中山マイル戦なら負けられない。
ウイングレイテストはサマーマイルシリーズ〈4〉〈4〉着。堅実な反面、ひと押しが利かない現状打破へ、今回はブリンカーを初めて装着して重賞初制覇&夏のマイル王を狙う。アスクコンナモンダがキャリア10戦で崩れたのはダートを走った新馬戦と3歳時のアーリントンCだけ。成長した今なら重賞でも上位争いは十分に可能だ。