![スプリンターズステークスの出走予定馬。※騎手は想定](https://hochi.news/images/2023/09/24/20230924-OHT1I51449-L.jpg)
第57回スプリンターズステークス・G1が10月1日、中山の芝1200メートルで行われる。
高松宮記念2着のナムラクレア(牝4歳、栗東・長谷川浩大厩舎)にビッグチャンス到来。昨年の5着はイン伸びの馬場を外を回ったのが痛かった。「枠や展開に左右されるレース」と浜中騎手が振り返ったように、勝ち運がなかった。前走のキーンランドカップを悠々差し切った脚力、安定感は今のスプリント路線で一枚上。念願のG1制覇へ視界良好。
前走のセントウルSで後方から差し込んで2着のアグリ(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎)が続く。不良の高松宮記念で7着、香港遠征では結果が出なかったが、復活の走りをアピール。前回のダメージはなく、好調を維持しているだけに、大仕事があって不思議ない。
ママコチャ(牝4歳、栗東・池江泰寿厩舎)の前走は初の1200メートル戦、北九州記念で2着と適性を示した。ソダシの妹という血統背景から、G1のステージでいきなり戦えていい。
CBC賞、北九州記念連勝のジャスパークローネ(牡4歳、栗東・森秀行厩舎)、セントウルSの逃走劇が見事だったテイエムスパーダ(牝4歳、栗東・木原一良厩舎)、一発の香り漂うトウシンマカオ(牡4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)、昨年2、3着のウインマーベル(牡4歳、美浦・深山雅史厩舎)、ナランフレグ(牡7歳、美浦・宗像義忠厩舎)、函館SS1着キミワクイーン(牝4歳、美浦・奥村武厩舎)、アイビスSD2勝のオールアットワンス(牝5歳、美浦・中舘英二厩舎)、一昨年の覇者ピクシーナイト(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)、地力はG1級のメイケイエール(牝5歳、栗東・武英智厩舎)の激変に注意。(大上 賢一郎)