【阪神5R・2歳新馬】サイレントが逃げ切り 松山弘平騎手「持ったままでハナに。脚をためることもできました」

デビュー戦を鮮やかに逃げ切ったサイレント(カメラ・岩田 大補)
デビュー戦を鮮やかに逃げ切ったサイレント(カメラ・岩田 大補)

 9月30日の阪神5R・2歳新馬(芝1800メートル=12頭立て)は、サイレント(牝、栗東・杉山晴紀厩舎、父エピファネイア)が逃げ切った。勝ち時計は1分47秒2(良)。

 好スタートから二の脚も速く、自然と先頭に立った。直線に入ると楽な手応えのまま加速。後続との差をさらに広げ、1馬身半差をつける完勝だった。

 松山弘平騎手は「調教のときからいい走りをしていました。今日はスタートも良かったですし、持ったままでハナに行きました。ハナではありましたが、脚をためることもできました。4コーナーですっと動いてから突き放してくれて、一瞬の脚もありました。強い競馬をしてくれたと思います」と高く評価した。

 杉山晴調教師は「押し出される形でしたが、無理して行ったわけではありません。力は出してくれました」と振り返った。今後は放牧に出され、次走は未定。

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