9月30日の阪神3R・2歳未勝利(芝1800メートル=6頭立て)は、単勝1・4倍の1番人気に推されたサフィラ(牝、栗東・池添学厩舎、父ハーツクライ)が差し切り、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。勝ち時計は1分47秒9(良)。全兄サリオスは、19年の朝日杯FS・G1を含む重賞4勝を挙げるなど活躍した。
松山弘平騎手は「スタートは良かったんですが、2完歩目で接触して後ろからになりました。能力があるし、自信を持って乗りました。本当にいいものを持っていますし、とにかく勝てて良かったです。これからが楽しみです」と高評価。
20年の有馬記念2着など活躍した半姉、サラキアも管理した池添調教師は「強かったですね。調教の良さが出ました。2戦目で上積みがありましたし、体は減っていましたが(1泊競馬の)前走が想定外に増えていただけで、今回ぐらいでいいと思います。最内枠でしたが、ジョッキーが上手に乗ってくれて次につながる競馬でした。いい切れがありますね」と、期待馬の勝ち上がりを喜んだ。