◆第91回日本ダービー・G1(5月26日、東京競馬場・芝2400メートル)
ゴンバデカーブース(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父ブリックスアンドモルタル)は、喉頭蓋エントラップメント手術などで休養が長引いていたが、前走のNHKマイルCで4着だった。「調整過程はもう一歩でしたし、強風の影響もあって比較的前めの馬に有利になりましたが、そんな中でも能力を見せてくれた思います」と堀調教師。休み明けに加えてキャリア2戦で挑んだことを考えれば、十分に価値ある内容だったといえる。
19日の美浦・坂路ではダノンエアズロック(3歳オープン)を1馬身ほど追走し、4ハロン55秒8―12秒1で併入した。指揮官は「レースを使った後は、はっきりと上昇しています」と状態面には太鼓判。「距離が延びてどうかですが、競馬では折り合って走れています」。ここまでの3戦がすべて1600メートルだけに、今回は距離延長への対応がカギになりそうだ。