◆第58回京都大賞典・G2(10月9日、京都競馬場・芝2400メートル)=10月2日、栗東トレセン
ボッケリーニ(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎、父キングカメハメハ)が、重賞4勝目へ充実の出来だ。7歳のベテランだが「以前は稽古で目立つ馬ではありませんでしたが、最近は目立つ動きをするようになってきた。力を付けてきたなという印象です」と兼武助手は目を細めた。
G1を除けば、重賞で6戦連続3着以内と堅実。同馬主、同厩舎のママコチャが先週のスプリンターズSでG1初制覇と追い風も吹いている。「2400メートルの距離はいい。開幕週なので、極端に速い決着になった場合、対応できるかがポイント」と同助手はカギを挙げていた。