【東京盃】ドンフランキー588キロでレコードV 池添謙一騎手「レコードはおまけ。直線は沈むように反応」

レコードVで重賞2勝目を挙げたドンフランキー(左、カメラ・大野 英之)
レコードVで重賞2勝目を挙げたドンフランキー(左、カメラ・大野 英之)

◆第57回東京盃・交流G2(10月4日、大井・ダート1200メートル=不良)

 13頭立てで争われ、JRAから遠征した池添謙一騎手騎乗のドンフランキー(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父ダイワメジャー)が単勝オッズ1・4倍の1番人気に応えて1着となり、JBCスプリント・交流G1(11月3日、大井)の優先出走権を獲得した。馬体重588キロの大型馬で、重賞はJRA史上最高馬体重制覇記録(594キロ)を樹立した7月のプロキオンSに続く2勝目。勝ち時計は1分10秒0で、コースレコードを0秒1更新した。

 2着は2番人気のリュウノユキナ(横山武史騎手)。3着には6番人気のジャスティン(森泰斗騎手)が入った。

 池添謙一騎手「レコードはおまけみたいなもの。外枠で逃げるには厳しかったが、いいスピードを見せてくれた。直線で後ろから脚音が聞こえていたので、なんとか踏ん張ってくれと思って追った。もともと落ち着いた馬だし、平常心で臨めた。直線は沈むように反応してくれた」

 斉藤崇史調教師「最近はハナに立つのに時間がかかっていたが、いい勝ち方ができたと思う。まずは、スタートを安全に出てほしかった。4コーナーで内をすくわれた時点では大丈夫かなと思って、力が入った」

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