◆第28回秋華賞・G1(10月15日、京都競馬場・芝2000メートル)
いよいよ牝馬3冠ラストの秋華賞。◎はリバティアイランドでしかたないでしょう。1冠目の桜花賞をあの展開で勝ち切った時点で、他馬との能力差は歴然。JRAの中では比較的トリッキーな京都の内回りコースですが、あれだけ強い馬が負ける姿はちょっと想像ができません。ファン的な目線になってしまいますが、どれだけの走りをするのか「見る」レースだと思っています。3冠達成が濃厚でしょう。
焦点は相手探し。○はハーパーです。ルメール騎手は堅く乗るタイプなので、リバティアイランドの前ではなく、マークする競馬を選択すると思います。前ではプレッシャーをかけられて、着外の危険性が高まりますからね。マークすれば本命馬に合わせて動くことで、上位に流れ込むことができます。ハーパー自身も長くいい脚を使えるタイプなので、2000メートルは合っているのではないでしょうか。
3番手はモリアーナ。前走は中山で最後方付近から素晴らしい脚を使っていました。横山典騎手らしく馬のリズムに合わせて後方待機策でしょうが、再びあの脚を見せてくれることに期待したいと思います。(船橋競馬所属騎手)
【森泰斗騎手の印】
◎(6)リバティアイランド
○(2)ハーパー
▲(8)モリアーナ
★(4)コナコースト
△(7)マスクトディーヴァ
△(15)ヒップホップソウル