【菊花賞】皐月賞馬ソールオリエンスが柔らかなフットワークで楽に半馬身先着 横山武史騎手「リベンジができればいい」

Wコースで追い切ったソールオリエンス(右、馬上は横山武史騎手)。左はアナンシエーション(カメラ・荒牧 徹)
Wコースで追い切ったソールオリエンス(右、馬上は横山武史騎手)。左はアナンシエーション(カメラ・荒牧 徹)

 ◆第84回菊花賞・G1(10月22日、京都競馬場・芝3000メートル)追い切り=10月18日、美浦トレセン

 今年の皐月賞馬で、前走のセントライト記念2着から巻き返しを期すソールオリエンス(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キタサンブラック)が、Wコースで柔らかなフットワークを披露し万全の仕上がりをアピールした。

 外アナンシエーション(5歳3勝クラス)を大きく追走する形から、3コーナーあたりから徐々に前との差を詰め、内に進路を取った直線の入り口では僚馬の直後につけた。直線で仕掛けるとスムーズな加速で楽に半馬身先着して、6ハロン82秒7―11秒5をマークした。

 手綱を執った横山武騎手は「当週なので変にテンションを上げすぎず、最後だけ併せる感じで、したい調教ができました。いい結果を出したいと思います。ダービーは残念な結果でしたけど、そのリベンジができればいいと思います」と好感触を得て声も力強かった。タスティエーラの首差2着に敗れた日本ダービーの雪辱へ、リベンジのお膳立ては整った。

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