◆第84回菊花賞・G1(10月22日、京都競馬場・芝3000メートル)追い切り=10月18日、栗東トレセン
神戸新聞杯3着だったファントムシーフ(牡3歳、栗東・西村真幸厩舎、父ハービンジャー)は、菊花賞最多の5勝をマークする武豊とのコンビで初G1制覇に挑む。この日は坂路を54秒4―11秒9とラストは鋭い伸び脚。「いい状態と聞いている。チャンスのある馬ですし、いい結果を出したい」と、名手も声に力を込めた。
今年は3年ぶりに新装・京都で行われる菊花賞。鞍上にとっても、1988年にスーパークリークでG1初制覇を飾ったレースでもある。「菊花賞は淀でやりたいと思っていましたし、自分としてもいいイメージを持っているレース。初めて勝ったG1は菊花賞ですし、好きなレース」と好印象を明かした。