【ファンタジーS】バロン連勝での重賞初勝利へ好ムード 手塚調教師「ひと追いごとに良くなっている」

8月13日に初勝利を飾ったバロン(右)
8月13日に初勝利を飾ったバロン(右)

◆第28回ファンタジーS・G3(11月4日、京都競馬場・芝1400メートル)=10月30日、美浦トレセン

 7ハロンに距離を短縮した新潟の未勝利戦で、差し切り勝ちを決めたバロン(牝2歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ロードカナロア)が、連勝での重賞初Vへ好ムードを漂わせる。

 10月29日には、坂路コースで余力十分に56秒3―13秒0をマーク。キビキビしたフットワークで駆け上がった。

 手塚調教師は「前走後はここを目標に調整し、ひと追いごとに動きが良くなっている。初戦(7月16日、函館=11着)は(稍重)で特殊な馬場だったし、距離(1800メートル)も長かったかな。京都の1400メートルはピッタリだと思う」とトーンも上々だ。

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