IFHA(国際競馬統括機関連盟)が9日、「ロンジンワールドベストレースホースランキング」を発表した。今回の発表は今年1月1日から11月5日までに実施された世界の主要レースを対象としたもので、天皇賞・秋を1分55秒2の驚異的なJRAレコードで快勝したイクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎、父キタサンブラック)がレーティング129で世界NO1ホースの座をキープした。
同馬は圧勝した3月のドバイ・シーマクラシック直後の中間発表で首位に躍り出ると、その後も首位をキープ。2014年に130ポンドで年間総合1位に輝いたジャスタウェイ以来のタイトルも見えてきた。
2位タイは前回の中間発表と同じく、凱旋門賞を制したエースインパクト(牡3歳、フランス・JCルジェ厩舎、父クラックスマン)、英国馬モスターダフ(牡5歳、J&T.ゴスデン厩舎、父フランケル)の128ポンド。日本馬では、タイトルホルダー(牡5歳、美浦・栗田徹厩舎、父ドゥラメンテ)が、BCターフを制したオーギュストロダン(牡3歳、アイルランド・Aオブライエン厩舎、父ディープインパクト)と同じ124ポンドで10位タイにランクインしている。