11月11日の京都8R・京都ジャンプS・JG3(芝3170メートル=12頭立て)は、4番人気のエコロデュエル(牡4歳、美浦・岩戸孝樹厩舎、父キタサンブラック)が障害5戦目で重賞初Vを飾った。勝ち時計は3分38秒7(稍重)。
1周目の三段飛びで大きく外に逃げて置かれ、道中は後方から。2周目の4角で外に出し、鞍上のステッキが入ると闘争心が点火。最終障害を飛んで前にいた2頭の間を割り、ゴール前でグイッと半馬身出て、栄光のゴールに飛び込んだ。
草野太郎騎手は「前走はおとなしかったんですが、昨日のスクーリングで(自分が)落とされて、(馬に)スイッチが入ったと思いました。ほぼ最後方から残り2つ(の障害)で勝って、能力はホントにあります。気持ちを高ぶらせつつ、こぼれないように、まだまだ色々なことを教えて人とのつながり(信頼関係)をつくっていかないと…」と愛馬の能力に驚きつつ、気を引き締めていた。