【こちら日高支局です・古谷剛彦】ホッカイドウ競馬閉幕 好調インターネット投票にみられる全国の注目度

 今シーズンのホッカイドウ競馬は9日に閉幕した。全82日間の日程で、4月19日に開幕。発売額は512億8091万4960円(トリプル馬単を含む)で、計画比では111.9%と大きく上回った。開催日数が昨年より3日少なかったので、総額が約15億円減となったのは致し方ない。ただ、1日平均発売額は約6億2537万と昨年を約440万円上回った。3日間少ない中で約15億円減で済んでいるなら、計画額を大きく上回ったことも含めて、大健闘と言えるだろう。

 発売額のうち93.2%はインターネット投票で、昨年より0.6%減とほぼ変わらない。競馬場や場外発売所の入場が少しずつ緩和されてきたとはいえ、車での移動が必要不可欠な門別競馬場では依然として、インターネット投票が発売額の主流となっている。それだけ、全国のファンにホッカイドウ競馬が注目されている表れでもある。

 掉尾(とうび)を飾る道営記念は、勝負所で6頭が落馬するアクシデントがあり、場内は騒然とした。私は当日、グリーンチャンネルで解説を担当していたが、正直困惑し、言葉に詰まることもあった。吉原寛人騎手が腰椎骨折で今もなお道内の病院に入院しているが、他の騎手は早くもレースに騎乗し、桑村真明騎手と山本聡哉騎手は13日に勝利を挙げた。見ている側以上に、レースに参加していた人たちの方が気持ちの切り替えが早く、逆に勇気づけられる思いだ。

 ホッカイドウ競馬では、冬場も遠征する馬たちの調教が続いているのはもちろん、次々と来年のデビューを目指す1歳馬が入厩している。シーズンオフのある競馬場とはいえ、関係者は忙しい日々が続く。(競馬ライター)

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