19日の京都の芝コースは稍重でスタートした。3R(芝1800メートル、外回り)、4R(芝1600メートル、内回り)を連勝したクリストフ・ルメール騎手に芝のコンディションについて聞くと「まあまあですね。少し柔らかいです」とのこと。見た目は内が荒れているが、4Rを勝ったシヴァースのように力があればインからでも伸びてくる。午後は回復してくるが、馬場読みは非常に難解だ。
11Rのマイルチャンピオンシップは外回り1600メートル。少し上がりがかかり、後ろの瞬発力がそがれるようならば、好位からひと脚が使えそうなエルトンバローズには追い風になる。
立ち回りが上手な馬で、前走の毎日王冠でもジワジワと加速して押し切った。勝ちっぷりは地味だが、しぶとい勝負強さでここも首位争いになりそうだ。