武豊騎手がドウデュースに騎乗予定だったジャパンCでの復帰を断念 来週までの休養を発表

復帰を見合わせることになった武豊
復帰を見合わせることになった武豊

 10月29日の東京競馬でレース後に騎乗馬に蹴られ、右太ももの負傷で休養している武豊騎手=栗東・フリー=が今週末に行われるジャパンC・G1(11月26日、東京競馬場・芝2400メートル)でのドウデュース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)の騎乗を見合わせることになった。11月20日、自身の公式サイトで発表した。

 その中で「残念なお知らせです。骨には損傷がない、筋挫傷という診断でしたが、想像以上に治るスピードが遅いため、楽しみにしていたジャパンカップの騎乗を諦める決断をしました」と現状を説明。前走の天皇賞・秋に続き、自身がデビューから手綱を執り続けてきた昨年のダービー馬に乗れないことを明かした。

 今後については「大事な騎乗依頼をギリギリまで引っ張ることで多くの方々にご迷惑をおかけするわけにはまいりません。翌週のチャンピオンズカップの週の騎乗依頼も全てキャンセルさせていただいて、療養に専念します」と語っており、実戦復帰は12月9日以降になる見通しだ。

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