【香港国際競走】香港遠征へ向けてローシャムパークとレーベンスティールが豪華併せ馬 田中博調教師「いい追い切りができたと思う」

ローシャムパーク
ローシャムパーク

 12月10日の香港国際競走(シャティン競馬場)に挑む美浦・田中博康厩舎の2頭が国内最終追い切りを行った。

 坂路を1本上った後、香港C(芝2000メートル)に出走するローシャムパーク(牡4歳、父ハービンジャー)が先行し、香港ヴァーズ(芝2400メートル)に挑むレーベンスティール(牡3歳、父リアルスティール)が1馬身追走してスタート。テンから軽快に飛ばすとレーベンスティールが内に入って迎えた直線は、馬体を併せ2頭ともにシャープな動きで持ったままで併入に持ち込んだ。

 時計はローシャムパークが6ハロン82秒8―11秒3、レーベンスティールが6ハロン82秒5―11秒3を計時した。田中博調教師は、「いい追い切りができたと思います。レースまで十分時間があるのでそれなりに負荷をかけました。ローシャムパークは入厩してからカイ食いが悪くて調整が遅れていましたが、うまく回復してきています。オールカマーをいい状態で出せたけど、いい意味で変わらないと思っています。レーベンスティールはトップラインが弱くて痛みとかケアしながらやってきましたけど、セントライト記念を勝ってからたくましくなった印象です」と手応えを伝えた。

 2頭ともに12月2日に香港に向けて出発する予定。

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