【チャンピオンズC】二刀流のドゥラエレーデが砂で3着 ムルザバエフ騎手「ダートは問題ありませんでした」

引き揚げる3着のドゥラエレーデ(カメラ・岩田 大補)
引き揚げる3着のドゥラエレーデ(カメラ・岩田 大補)

◆第24回チャンピオンズC・G1(12月3日、中京競馬場・ダート1800メートル、良)

 G1馬7頭を含む豪華メンバーが集まった国内ダート王決定戦は15頭立てで行われ、単勝1番人気で坂井瑠星騎手騎乗のレモンポップ(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父レモンドロップキッド)が優勝。前走の南部杯に続くG1・3勝目となった。この勝利で2000年のウイングアロー、2011年トランセンド、2017年ゴールドドリームに続く史上4頭目(前身のジャパンCダート時代含む)となる同一年のフェブラリーS&チャンピオンズC制覇にもなった。坂井騎手は4度目のJRA・G1制覇だった。

 勝ち時計は1分50秒6。2着は12番人気のウィルソンテソーロ(原優介騎手)、3着は9番人気のドゥラエレーデ(ムルザバエフ騎手)だった。

 バウルジャン・ムルザバエフ騎手(ドゥラエレーデ=3着)「追い切りに乗って気性面の成長が感じられたので、以前に乗った時と同じイメージで競馬しました。素晴らしい馬を相手に最後までファイトしてくれてうれしかったです。ダートは問題ありませんでした。来年はサウジアラビアやドバイに挑戦してもいいと思います。まだ3歳。未来がいっぱいある馬です」

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