短期免許で来日したルーク・モリス騎手=英国=が12月6日、栗東トレセンに登場。早速、クイックバイオ(阪神JF)と友道厩舎4頭の調教に騎乗し、「とにかく設備が素晴らしい。特に坂路」と話した。
クイックバイオは坂路で53秒0―12秒9。「きのうビデオを見て研究しながら、きょうは乗りました。思った以上に動いてくれたし、コンディションはすごく良さそう。後は相手関係ですね」と、非常にいい感触を得た様子。
来日初週からG1に騎乗することに関しては「いきなりこんなレースに乗れるのはすごくうれしいが、まずは他のレースも含めて、自分をみんなに見せられるようなレースをしたい」とアピールするつもりだ。
日本での短期免許は初めて。香港ジョッキークラブからも短期免許の話が来ていたが、「(今夏のWASJで)札幌で騎乗して、やっぱりすごいなと思いました」とJRAを選択した。昨年の凱旋門賞馬、アルピニスタの主戦を務めた英国の名手から目が離せない。