西山の日曜注目馬【中山11R・ディセンバーS】

 中山11R・ディセンバーステークス重賞ウィナーの半姉がいる良血◎フライライクバードから入る。去勢明け初戦の2走前は6着も0秒5差。前走も8着とはいえ0秒4差と着順の印象ほど負けておらず、一戦ごとに着実に前進している。一昨年のアルゼンチン共和国杯3着に、リステッドでも〈2〉〈3〉着の実績があり、そろそろ一変して不思議はない。

 6日の1週前追い切りではチークピーシーズを着用した効果もあって、栗東・坂路で自己最速タイとなるラスト1ハロン11秒9(4ハロン53秒3)をマークした。調教ではこの馬なりに落ち着きが出て、集中力も増してきている印象。今週の坂路を軽快に駆け上がった動きからも、去勢明け3戦目で能力全開とみる。

 サンストックトンはオープン初戦の前走で7着も、行った行ったの前残り決着で展開が向かなかっただけ。短期放牧を挟んで仕上がりの良さが目立つだけに、巻き返す余地は十分。近走がさえないショウナンマグマだが、昨年の勝ち馬であり、今年の中山記念(7着)でも0秒3差。相性の良い舞台だけに軽視は禁物。

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