12月17日の中京9R・寒椿賞(ダート1400メートル=11頭立て)はラムジェット(牡2歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父マジェスティックウォリアー)が、直線一気でオープン入りを決めた。勝ち時計は1分26秒0(稍重)。
道中は後方待機。3コーナー過ぎから徐々にポジションを上げると、ラスト3ハロンは次位を0秒8も上回る36秒5の強烈な末脚を繰り出し、悠々と差し切った。「過去のレースを見て、粗削りですが潜在能力があるので楽しみにしていた」とテン乗りで勝利に導いた三浦皇成騎手。「距離が延びてもいいですし、楽しみな馬ですね」と期待を込めた。佐々木調教師は「東京の1600メートルはピッタリ」と、次走にヒヤシンスS(来年2月18日、東京・ダート1600メートル)を目標に定めた。